蜂の子はストレスをやわらげる?

蜂の子は昔から食べられている食料

蜂の子はそのまま字のとおり蜂の子どもで、クロスズメバチやミツバチ、アシナガバチなどの幼虫と蛹(さなぎ)です。貴重な蛋白源として、世界の多くの地域で食されてきました。日本でも現在、長野県や岐阜県、愛知県などにおいて、蜂の子(蜂の幼虫、さなぎ)を佃煮や炊き込みご飯などの郷土料理として食されています。
蜂の子は、耳鳴りや難聴の改善効果が期待できるといわれていますが、今回は、“蜂の子はストレスをやわらげるか?” について、説明いたします。

蜂の子の栄養素と効能

蜂の幼虫はさなぎへの蛹化(ようか)、さなぎは成虫に羽化(うか)するために必要なエネルギーを蓄えています。その栄養価は非常に高く、栄養素も豊富で、健康食品として非常に優秀なものといえます。
蜂の子には、以下の有効成分が含有されています。

  • 必須アミノ酸を含め、各種のアミノ酸
  • ビタミンB1、B2、Cなどのビタミン類
  • カリウム、鉄、亜鉛、カルシウムなどのミネラル
  • オレイン酸などの脂肪酸

このように栄養豊富な蜂の子は、非常に優秀な健康食品といえます。そんな蜂の子の効果・効能を挙げると、以下のものがあります。

耳鳴りや難聴およびストレスの解消

耳鳴りや難聴の原因はいろいろあるのですが、栄養不足やストレスなども原因だと考えられています。蜂の子には豊富な栄養素が含有していますので、それぞれの原因に対して効果が期待できます。

トリプトファン

蜂の子の成分であるトリプトファンから生成されるセロトニンにより、ストレスが軽減され、自立神経の乱れがある場合も整えてくれます。

ミネラル

蜂の子の成分である亜鉛やマグネシウムは、聴力機能を改善させるといわれています。

アルギニン

老人性難聴にも、その進行をおだやかにすると言われているアルギニンが、蜂の子に含有しています。アルギニンは成長ホルモンをより多く分泌させるアミノ酸で、体の各部を活性化してくれます。

疲労回復

古来の中国において蜂の子は不老長寿の薬といわれていたほどで、滋養強壮効果があります。元気のもととして、高齢者や体が弱い人によく蜂の子が配合された漢方が処方されていたほどです。

美容効果

蜂の子は、肌の再生を促し、肌にうるおいを増すなど、美容効果もあると言われています。

ダイエット効果

蜂の子に含有しているアミノ酸の一種であるアルギニンが、血液の循環を促し、ひいては、基礎代謝を高める効果があるといわれています。その効果が、ダイエットに繋がります。

蜂の子はストレスをやわらげるか?

ストレスの原因は、耳なり・難聴などの物理的なものと、精神的なものなどがあります。

セロトニンの材料となる栄養素が含まれている。

ストレス解消のカギとなるのがセロトニンです。セロトニンは神経伝達物質で、睡眠や神経、精神に関わる物質です。セロトニンには、ストレスを軽減させる効果があります。

蜂の子の成分であるトリプトファンからセロトニンは生成されます。つまり、蜂の子を摂取するとセロトニンの生成を促し、ストレス軽減が期待できるのです。

ストレスの原因にもなり得る耳鳴りを軽減

耳が聞こえにくいことや耳鳴りによってストレスを感じる人も少なくありません。前述のように豊富な栄養素を含む蜂の子には耳鳴りや難聴を改善する効果が期待できます。

蜂の子を活用して快適な生活を

健康食品として優秀な蜂の子ですが、その姿からどうしても食せないひともいるでしょう。その場合は、蜂の子をもとにしたサプリメントの摂取を検討してみてはいかがでしょうか。サプリメントならば、粉末状、カプセルタイプ、錠剤タイプなどの形に加工されているため、比較的抵抗なく摂取することが可能です。
なお、サプリメントを摂取しているから大丈夫という訳ではありません。併せてバランスの良い食事や適度な運動、十分な睡眠や休養をとるように心掛けましょう。